23日の夕方、横浜市西区のKアリーナで、48歳の女性が腹を刺された状態で見つかりました。事件当初は「建物を出たところで刺されているのに気づいた」と証言していましたが、実際は女性の自作自演だったことが分かりました。
女性は「大阪から来た」と話しており全治2週間の軽傷でした。
しかし、目撃者や逃走した人物が確認できないことなどから、警察が本人や一緒にいた夫からさらに話を聞くと、女性は「自分で刺した」と認めたということです。
【Kアリーナ横浜事件】自作自演の動機
無差別刺傷でなかったのは良かったですが、自作自演で自分にナイフを刺したというのもとても迷惑な話です。嘘をついて警察やKアリーナの業務を妨害したのでこの女性は「偽計業務妨害罪」に問われるでしょう。
偽計業務妨害罪とは?
「嘘を用いて人の業務を妨害した」ときに成立する犯罪。三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金。
しかし、なぜこのような罪まで犯して自作自演をしたのか動機が気になりますよね。ネット上では次のような動機を推測されている方がいました。
出演アーティストから心配されたかった?
Kアリーナの評判を落としたかった
Kアリーナで自分を刺して騒ぎを起こした動機として考えられるのはKアリーナに対する恨みやKアリーナに対する嫌悪でKアリーナの評判を落としたかったというものです。
もともとこのKアリーナの評判はあまりよくない施設でした。
•会場モニターが小さい
•5階7階は人権ナシ、半分以上人権ない
•7階上に付くモニター画質悪い
•見切れ多い
•ドームの気持ちで行けばマシだけど、アリーナの気持ちで行ったら死ぬ、アリーナではない
•積む価値ない
退場で駅まで2時間かかるというのは確かに酷いですが、こちらは自分を刺すまではいかないと思います。問題なのは、視界が遮られてしまうほうではないでしょうか。
せっかくチケットを取れて推しのライブを見に行けると思ったら5階や7階になってしまって、推しの重要なシーンを見逃してしまう。これはファンにとっては許しがたいものだと思います。
それでも自作自演をして自分の人生をかけてまでKアリーナの評判を落としたいかと言われると99.99%の人はそんなことは考えないでしょうね。
出演アイドルにお見舞いに来て欲しかった
もう一つ自作自演の動機となるのは「出演アイドルにお見舞いに来て欲しかった」と考え計画的に自分の腹を刺したというものです。
出演者は自分のライブやコンサートで不幸な目にあった人がいたら、「自分のライブで幸せになってもらいたかったのに、そのような不幸な思い出ができるなんてかわいそう」とお見舞いに行ってもおかしくありません。実際に過去にも、お見舞い目的で地下アイドルのライブで倒れる女性もいました。
また、刃物を事前に会場内に持ち込んでいることから突発的ではなく計画性がありこの可能性は大いに考えられます。
他にも可能性として考えられるのは統合失調症などの病気を患っていて、過度な妄想をしてしまう人物な可能性もあり、その場合は治療が必要です。
【Kアリーナ横浜事件】自作自演に対するみんなの反応
事件後、特にこの週末のライヴやエンターテイメントは、入退場に今まで以上の人材を投入したり神経質に対応しています。そういった主催や会場のみならず興行全体に及ぼした影響も大きいのは事実ですが、それ以上に様々な人が集まる場所では何が起こってもおかしくないという概念がさらに深まったことが深刻です。
かばうために嘘をついている可能性はないのか?
だって普通刺された時に気づくと思うから
刃物を持って入れた事にはかわりないし、警備体制の見直しのきっかけにもなったと思うのでプラスの面もあったのでは。
今回の騒動の責任はもちろん取ってもらわないといけませんけどね。
イベント主催者たちが今回の事件をどうとらえるのか。