滋賀県の琵琶湖で水上バイク2台が衝突し、大阪市東淀川区の会社員、西田伸次さん(56歳)が心肺停止となり病院に搬送後に死亡しました。衝突したもう片方の男性(44歳)には怪我はありませんでした。この事故の事故理由や西田伸次さんについて詳しく見ていきます。
ジェットスキーしてる pic.twitter.com/npBS2015uV
— 大阪のおじさん (@ToBLcekeWsRnQ79) August 27, 2023
【琵琶湖水上バイク事故】事故理由は通行方向を守らなかった?
まず、西田伸次さんが死亡してしまった水上バイク2台の衝突についての事故原因を見ていきます。
海や湖には道路はありませんが、航路は存在します。道路がないため好き勝手に自由に走行してもよさそうに見えますが実はそうではありません。これは、水上バイクの免許を取る試験でも出てくる内容です。
- 2隻が互いに進路を横切り、衝突のおそれがあるときは、相手船を右げん側(船の右側)に見る方の船が相手船を避ける
- 2隻の船が真向かいに行き会う場合で、衝突のおそれがあるときは、互いに相手船の左げん側(船の左側)を通過する
これが水上バイクで2台のバイクが近づいた場合に衝突を避けるためのルールとなります。上のルールは車でいう十字路を想像してもらえばわかりやすいですが、十字にぶつかりそうになった場合は右側に相手の船が見えている側の人が避けるというルールです、
下のルールは正面衝突しようとした場合のルールですが相手の船の左側を通過してかわすというルールです。
このように水上での通行ルールがあるにもかかわらず守らないジェットスキーの運転手が多いのが今問題になっています。この画像は人の頭上を超速度で駆け抜ける水上バイクとしてニュースに取り上げられていたものです。
水上バイク事故が年々すごい勢いで増えている
ルールを守らない運転手が多いため、ここ数年で水上バイクの事故が飛躍的に増えています。
2020年には2台の事故だった水上バイクの事故。2021年には7台となり2022年には24台にまで膨れ上がりました。
茅ヶ崎の暴走水上バイクがあれだけマスコミに取り上げられているのに、懲りない人達。
— 菊池俊一(逗子市議会議員) (@kikuchi_shunich) August 30, 2023
そこは最徐行です。
SUPなどマリンスポーツを楽しむ人達にも迷惑です。
二度と来ないで下さい。#逗子 #逗子市 #逗子海岸 #逗子海水浴場 #水上バイク #水上オートバイ #暴走 #ルール違反 #爆音 pic.twitter.com/vBokimc00x
船舶職員及び小型船舶操縦者法では飲酒運転や遊泳者の近くを走るのは禁止されています。また、水上バイクには速度制限がないというのも事故の原因につながっているのではないでしょうか。
- 2023年8月 琵琶湖で水上バイクを無免許で飲酒運転し子供二人に怪我をさせた運送業安田亘容疑者(35)を逮捕
- 2121年9月 兵庫県の淡路沖で男女3人が水上バイク衝突し死亡。無免許運転やアルコールの検出も発覚
この2件の事故は印象が深くよく覚えています。ルールもマナーも守らない運転手だらけで事故が多発するようになり「水上バイクは暴走族のバイク」とまで言われるようになりました。
【琵琶湖水上バイク事故】西田伸次さんのプロフィール
次は亡くなられた大阪市在中の西田伸次さんについてみていきます。
名前 | 西田伸次 |
年齢 | 56歳 |
住所 | 大阪市東淀川区 |
職業 | 会社員 |
死因 | 心肺停止 |
水上バイク事故は無免許運転が多く問題になっていますが、西田伸次さんは現在無免許だという報道はありませんでした。そのため免許は取られていたのだと思われます。
ただ水上バイクの免許は40問中26問以上正解すれば合格できるというもので、一部のルールを理解していなくても取れてしまうのは少し問題を感じます。
西田伸次さんのSNS
西田伸次さんのSNSですがFacebook、Instagram、X(旧Twitter)を調査しましたが、同名の方は何人かおられましたが56歳で水上バイクが趣味の西田伸次さんは存在しておりませんでした。匿名でされている可能性はありますが、本名でのSNSはされていない方のようです。