【アメリカ】地下鉄サーフィンで死者多数「承認欲求は命より大事?」【動画あり】

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アメリカのNYの若者のの間で地下鉄サーフィンがはやり、今年に入ってすでに5人が亡くなっているとアメリカのメディアで報道がありました。この地下鉄サーフィンについて、地下鉄サーフィンって何?どうしてそんなことをするのか?地下鉄サーフィンの対策は?など地下鉄サーフィンについてみていきます。

地下鉄サーフィンとは?【動画あり】

地下鉄サーフィンとは、走る地下鉄の屋根に上り、動画を取ること。実際に見てもらうとわかるのですが、物凄く危険な行為です。

その危険な地下鉄サーフィンの動画がこちらになります。

NYの地下鉄は日本の地下鉄と違い24時間態勢で走り続けており、走行速度が遅いのがわかります。遅いうえに高架となって乗りやすい部分が多く、遅いため簡単に屋根に乗り込めてしまいます。そのため、こういった危険行為が発生しているものと思われます。当然、遅いからと言って安全なわけもなくいつ落ちてしまってもおかしくないですよね。

地下鉄サーフィンによる逮捕者、死者数

地下鉄サーフィンが行われた件数は確認されているだけで今年1月から6月までの間で450件以上とのこと。地下鉄サーフィンによる逮捕者は今年だけで70人以上にもなっています。そして死者数は5人。ニューヨーク市警察署のトランジット担当チーフ、マイケル・ケンパー氏は「それは違法であり、捕まった場合は逮捕されます。そして人々が命を落としています。やり直しがききません。」と会見でも述べています。

何故地下鉄サーフィンのような危険行為を行うのか

地下鉄サーフィン

NYの若者で何故、地下鉄サーフィンのような危険行為が行われそれが流行ってしまったのか?

一つはアメリカの地下鉄が比較的上に乗りやすい乗り物だったからです。そしてもう一つは注目されたい、一目置かれたいという承認欲求です。

地下鉄サーフィンとは?の説明でも記載しましたが、NYの地下鉄は速度が遅く、高架から乗りやすい位置を走ることが多く、上部に障害になるものが何もないため簡単に乗れてしまいます。誰でも簡単に挑戦できて注目される動画がすぐに取れるというところが、流行った要因となります。動画もtiktokのような短い動画と相性が良く、「自分はこんなにも度胸があるんだ」ということを示すのに都合がよかったということですね。

正直この動画を見ても「度胸がある」とは思えなく、「頭が悪い」としか思えませんでしたが・・。

地下鉄サーフィンの対策

地下鉄サーフィンの対策についてはNYのメディアサイトが以下のように報じています。

SUNNYSIDE, Queens (WABC) — As the school year gets underway, New York City is launching a push to draw attention to the deadly consequences of subway surfing. On Tuesday, Mayor Eric Adams, Schools Chancellor David Banks and MTA Chair Janno Lieber unveiled a new program — developed by students for students — to stop the dangerous practice. They gathered at the 33rd Street-Rawson Street subway station, which has been popular with teens surfing, many times in the hours after school. The initiative, also supported by Gov. Kathy Hochul, is called “Subway Surfing Kills – Ride Inside, Stay Alive.” The city is turning to the youth for answers after five teens lost their lives subway surfing this year.

Subway surfing: NYC launches new push to stop deadly practice among youth – ABC7 New York (abc7ny.com)

簡単に翻訳するとNY市長エリック・アダムスや教育委員長らがこのような危険な行為を止めるために学生によって開発された新しいプログラムを発表しました。

それは”Subway Surfing Kills – Ride Inside, Stay Alive.”「地下鉄サーフィンは命を奪う – 安全な内部で乗ろう」と若者に呼び掛けるというものです。

また、若者たちがあげた動画を消すことで動画を取ることに価値をなくす運動も始めています。具体的には6月下旬にTikTok社などのトレンドソーシャルメディアサイトに対し、地下鉄サーフィンは有害なコンテンツとして削除するように呼び掛けているとのことで既に2件の動画が削除されたようです。

地下鉄サーフィンをしている本人たちが危険なのはもちろんのこと、周りにも危害が及ぶ危険性があるので一刻も早くこのような危険行為がなくなることを願っています。

地下鉄サーフィンに対する反応

地下鉄サーフィンに対する反応を見ていきます。

  • 地下鉄サーフィンやばすぎわろた。スパイダーマンとドックオクかよ
  • 地下鉄サーフィン? ハガレンとかの見すぎです
  • 承認欲求の塊じゃん、命より大事なのか?
  • 地下鉄サーフィンやば過ぎ
  • 日本でも真似する馬鹿が出そう
  • 通勤してる人とか電車会社に迷惑掛かってない?
  • 新しいパワーワードか?
  • 日本でも起こる前になんとかしてくれ
  • 屋根の上に電流でも流して止めてほしい
  • こんなん「楽しそう〜!」って真似する馬鹿を救ったところで別のお遊びで死ぬやろ
  • タイトルを見て意味が分からず、画像を見てビックリ。そんなに死にたいんか‥‥
  • 自分は死なないと思っているのか?想像力がなさすぎる
  • どこの国にもいるんだなこういうの