【動機】田村瑠奈は臆病だった「まだ生きているかもしれない」と首を切断 デマ注意

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北海道札幌のススキノのホテルで男性の首なし遺体が見つかった事件で、田村 瑠奈(たむら るな)容疑者(29)とその父親の田村 修容疑者(59)、母親の田村 浩子容疑者(60)が逮捕されました。この事件の実行犯である田村瑠奈の動機についてまとめました。

田村瑠奈の動機は臆病な性格

まずは、田村瑠奈が被害者の浦仁志さんの首を切り落したことについての動機です。首を切り落とすというと犯人はよほど浦仁志さんに恨みを持っていたのではないかと考えるかもしれませんが、そうではありません。殺人事件の専門家の話によると、臆病な性格の人ほど殺したはずの犯人が起き上がってくるのではないか?と考えもう死んでいたとしても更に追い打ちをかけることがあるようです。例えば、めった刺し事件があったとすると真っ先に女性や未成年が犯人では?と疑う専門家もいるようです。

田村瑠奈が臆病であったというのは、小学生の頃の同級生のエピソードからもわかります。

ちょっと高そうなドレスを着ていて(服を)ちゃかした時に、カッターを持ってきて教室で追いかけられて、馬乗りになられて首に突きつけられて『次言ったら刺すからな』って言われた。

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少しからかわれただけでこの過剰なやり返し。もちろん臆病な性格にも複数あってやられたら何も言い返せずに縮こまってしまうタイプの人もいます。ですが、こういった過剰にやり返すことで自分を守り孤立してしまうタイプの人もいて、この田村加奈容疑者はこのタイプだったのではないかと予想されます。

田村瑠奈の動機 本当はバラバラにするつもりだった?

田村瑠奈容疑者が首を切り落としたことの動機はもう一つあります。それは事前に父親と一緒にスーツケースとのこぎりを購入していることから計画的に殺意があったことがわかります。スーツケースはのこぎりを隠すため買ったとの見方もできますが、防犯カメラの映像にあるように背中でも何かを持っておりこちらにのこぎりを入れておけば問題ありません。

ではなぜスーツケースが必要なのか。本当は殺害後にすべてバラバラにして持ち帰って証拠を隠滅する計画だったのではないでしょうか。また、被害者は浴槽で血が洗い流された状態で見つかっています。わざわざ血を洗い流したのは本当は持ち帰る予定だったからではないかと推測できます。

ただ、当然ですが人体をのこぎりで切断するというのは体力も時間もかかり簡単にできるものではありません。あきらめて証拠を消し顔だけ持ち帰ったというのが真相ではないでしょうか。

現在計画の主導は父親である田村修容疑者である説が濃厚です。指紋も完全にふき取りウィッグで髪の毛の落下を防止。遺体をスーツケースの中に入るようにばらすためののこぎり。そして持ち帰れば何も残らない。こういった計画を立てていたと考えられます。

田村瑠奈の動機は二重人格ではなく統合失調症の可能性

田村瑠奈容疑者は、「自分の中には何人もの人物が存在する」と供述していると報道がありました。この供述だけを見ると「解離性同一障害(多重人格)」だったのでは?と思われる方もいると思われますが、別視点から見ると違うのではないかと考えられます。

統合失調症は幻覚が見えたり、誤った強い妄想を抱いたり、異常な思考や行動を起こしてしまう病気です。「自分の中には何人もの人物が存在する」というのは別人格がいるのではなく別人格がいると思い込んでいるだけなのではないでしょうか。子供の頃から感情を制御しきれていないように見受けられ、予兆があったようにも見えます。

田村瑠奈の動機は性被害の可能性があると逮捕された母親の供述や被害者の過去からわかっています。ただ、これは確定情報ではありません。もちろんその可能性も高いですが、田村瑠奈容疑者の思い込みの可能性も0ではありません。どちらにせよ殺人を行ってしまった時点で許されるものではないのですが。

田村瑠奈の動機のデマに注意

田村瑠奈の動機についても以下のようなデマ情報が出回っていますので注意してください。

  • ホテルの顔認証を抜けるため首を切断した
  • 猫殺しが趣味で殺しに興味があった

ホテルのロックを顔認証で開けるためみたいな意味不明な動機をネットに記載している人もいますが、こちらはあり得ないと考えられます。何故ならホテルが顔認証であったならば真っ先にマスコミが目をつけて報道してしまうからです。

そして他にも、田村瑠奈容疑者が殺しに対して興味があり、猫の首を切り落としていたというような話も見られますが、これはただの憶測であり事実ではありません。