９月１５日午前9時45分ごろ、和歌山市新和歌浦の砂浜で男の子が浮いていると通報があり、搬送先の病院で亡くなる事故が発生しました。死亡したのは宮部寛太郎ちゃん（5歳）で親が一人で遊ばせていた際に溺れ水深1メートルの沖合に浮かんでいたとのこと。この事件について見て行きます。
宮部寛太郎ちゃんの親は一人で遊ばせていた
宮部寛太郎ちゃんの親は音楽イベントに参加するため家族で東京都から和歌山へ旅行に来ていました。そこで宮部寛太郎ちゃんの親は男児を一人で水遊びさせていたと言います。その他わかっている情報は以下の通り。
- 宮部寛太郎ちゃんの親は男児を一人で水遊びさせていた
- 浮き輪やライフジャケットをつけさせていなかった
- 溺れていても他人が気が付くまで気が付かないほど目を離していた
- 音楽イベントに来ていた別の男性が浮いている宮部寛太郎ちゃんを見つけて救助・通報
旅行できていてたまたまこの海岸を見つけたのなら浮き輪やライフジャケットを用意できなかったのはわかります。それであれば、絶対に目を離さないどころか、一緒に遊ぶか真横で見守るとかするのは親の義務だと私は考えます。
親は宮部寛太郎ちゃんを置き去りに？【ネットの声】
この事故について、ネット上の反応を見て行きます。宮部寛太郎ちゃんの親についてのコメントが良く見受けられました。
- 親は溺れた事に気付いてすらいなかった可能性がありますね。 そうだとしたら、よく耳にする“ほんの僅かな時間目を離した時に起きた不幸な事故”とは全く違ったものになるような。。。
- ここの近くに住む者です。基本的にここの場所は、見張りの方もいらっしゃらない為、地元の方でも中々泳がない場所です。
- 漁港の近くで小さい湾になってる場所だから地元の人はここでは泳がない
- 急に深くなるのでここで泳いではいけないというのは常識でした
- 居合わせた男性が見つけたという事は、それまで子供がいない事にも気付いてないって事だよね。まじであり得ない。
- 可哀想過ぎる。苦しかったと思う、本当に親は何をしていたんだろうか
- 浮き輪なしで一人で遊ばせていたって。しかも溺れてたのを気づいたのは別の男性。もしかして、置き去りにしようとした？
- 親は何してるの？ 保護責任者遺棄致死じゃん
- 子供を見る気がなくて自分たちが遊びたいだけなら子供は連れて行かないほうがいい
- これ、保育園だったら業務上過失致死に、親なら要保護者遺棄致死になりませんか？ 被害者は亡くなったお子さんだけですよ。間違っても親は被害者ではありません。
- 親について全く報道されないのは不自然すぎではないか？
- 9月って泳げるのか？
- この時期はクラゲがでるから普通は泳がない。常識は変わったのか？
- ライフジャケットを着せろと何度目だ？
- こういうの本当にきついニュースだわ。また親も辛いだろうなと胸が痛む。
- 今年も多い水の事故
- 事故多すぎて殺人混ざっててもわからんやろこれ
- 見つかっただけでもましなのかな
- 水辺いくならライフジャケット必須だね
- ９月の１５日ってもう海の時期は終わっていますよ
- この時期じゃライフセーバーさんとかもいないよね
- ５歳の子供いるけど絶対目を離せない。走られると追いつけないもん
- 本当に溺れてる人って、溺れてるように見えない、静かに沈んでいくから気が付かれないんだよね
事故現場の和歌山市新和歌浦の海岸ですが、海の色が一気に深く濃くなっているのが見てわかります。泳ぐための海岸でないという意見が地元の人からでるのもよくわかります。
ただ、誤解がないように説明しておきますと、この海岸が夏は海水浴客で賑わう海岸で泳いではいけない場所とかではありません。
今年も水難事故が多発。親が目を離したすきに起こる事故
今年も水難事故が多発し、９月なのでもう終わりかと思っていた矢先の事故。小さな子供が亡くなる事件は本当に心が痛くなります。
関連記事：坂本聖凪の親のTwitterとインスタ「力の限り抱きしめてあげた」【木津川3歳死亡】
関連記事：【原因】遊泳禁止の支笏湖で事故「湖の底から誰かが足を引っ張ってくる」危険な湖
関連記事にある木津川の事件の３歳の子供が流された事件も親が目を離したすきに流され死亡した事故でした。宮部寛太郎ちゃんの親はずっと目を離していたようですが、こちらの事件は少し目を離した時に起きた事故。子供を海や川で遊ばせるときは絶対に目を離してはいけません。
他人事だとは思わないで
毎年水の事故は多く発生していて、何度もテレビやネットで「子供から絶対に目を離すな」「ライフジャケットは着させろ」「親はそれができないなら水遊びさせるな」などの注意が呼びかけられています。それでも一向に事故が減らないのは、所詮は他人事。実際に自分の身に降りかかるまでは対岸の火事。ということなのでしょうか。
他人事ではなく、自分にも起こりえることだという意識が多くの人に伝われば幸いです。